治療を担当するのは、歯周病治療で35年以上(※)の経験を持つ院長と歯科衛生士です。
当院は「歯周基本治療」に力を入れて取り組んでいます。歯周基本治療とは、その名の通り、歯周病の治療の基本である「検査と歯のクリーニング」を徹底する治療方法です。
歯周病治療の際は、拡大鏡を使用します。拡大鏡は患部を拡大視できる治療用のルーペであり、より精密な治療・施術を可能にする機器です。
当院では歯科衛生士も拡大鏡を使用し、患部を細部まで確認しながら、歯周病の原因となる歯石やプラーク(歯垢)を除去。また、糖尿病などの全身疾患がある方の場合は、内科ともしっかり連携しながら治療を行ってまいります。
治療が終了した時点で、再度詳しく検査を行い、事前に行った検査結果と比較して歯周病が改善しているかどうかを確認します。こうした検査とクリーニングが歯周病治療の基本であり、学会などでも効果があると実証されている、信頼性の高い治療方法です。当院では基本の治療を忠実に行うことで、歯周病の症状を改善させていきます。
※2024年現在
歯周病の再発を防ぐには、治療後の定期的なメインテナンスや毎日のセルフケアが重要です。そこで当院では、症状が改善した後も定期的なお口のメインテナンスをおすすめしています。
メインテナンスの際は、患者さま一人ひとりに担当の歯科衛生士をおつけし、お口のクリーニングはもちろん、ご自宅でのセルフケアやより良い生活習慣についてのアドバイスを実施。同じ衛生士が継続して担当しますので、お口の中の小さな変化にも気づきやすく、きめ細やかなメインテナンスの実現が可能です。
また、定期検診ではこれらのケア以外に歯周ポケットの検査を行うほか、1~2年に1度はレントゲンを撮影して、あごの骨の状態もチェックしています。節目節目でお口の中の写真を撮影することで、長期的に歯周病の経過を追っていけるのです。
治療から再発防止まで、歯周病のケアはぜひ当院にお任せください。
歯周病は、お口の中の細菌によって引き起こされる病気です。歯磨きの際に磨き残した汚れを主な原因として、お口に細菌が繁殖し、歯ぐきや骨に炎症が起こる細菌感染症の一種です。
歯周病によって影響を受けるのは、お口の中に限りません。歯周病は以下のような全身の健康や病気にも悪影響を与えることがわかっています。
特に糖尿病との深い関連が知られており、糖尿病の人は歯周病にかかりやすく、また歯周病の人は糖尿病を悪化させやすいのです。さらに、歯周病菌がアルツハイマー型認知症を悪化させるということも、最近の研究でわかってきました。
このように、歯周病の治療や予防は、全身の健康にも大きく関わってきます。当院では歯周病治療や再発防止を通して、お口の中から全身の健康をサポートしていきたいと考えています。
歯周病を改善することで、患者さまにお口の中から全身の健康を手に入れていただきたい。それが当院の願いです。歯周病でお困りの方は、ぜひお気軽にご来院ください。
主に歯ぐきより上部に付着しているプラーク(歯垢)や歯石を、器具を使って除去します。定期的に受けることで、継続してお口の健康を維持できます。
歯ぐきより下にある「歯根」面に付着したプラークや歯石を取り除く処置です。歯根の表面を滑らかにして汚れを付着させにくくすることで、歯周病菌への再感染を予防します。
完全に治すのは難しい病気ですが、症状が出ないよう、悪化しないようコントロールすることは可能です。
歯周病の症状を改善するには、患者さまご自身でのセルフケアと歯科医院でのクリーニング、そして定期的な検診を続けていくことが非常に重要です。
通院の頻度や期間は、歯周病の進行度や生活習慣により異なります。軽度の場合はおよそ1か月程度で通院回数も少なく済みますが、中重度になるとおよそ3か月程度と、通院回数が多くなってしまいます。
さらに治療後も、メインテナンスや定期検診を継続いただくことが重要です。当院では歯周病の状態をしっかり説明した上で、治療を行ってまいります。どうぞお気軽にご相談ください。
必要に応じて麻酔を使用するなど、痛みに配慮した治療を行っています。豊富な経験と培った技術で、丁寧な処置を実践。患者さまに痛みを我慢させるようなことはいたしません。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | ● | ● | ─ | ● | ● | ● | ─ |
午後 | ● | ● | ─ | ● | ● | ▲ | ─ |
午前:9:30~12:30
午後:14:00~18:30
▲:14:00~18:00
※毎月第一(または第二)日曜は矯正歯科診療日です。
休診日:水曜・日曜・祝日